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同じデザインでも、どこに・どれくらいの大きさで入れるかで仕上がりは別物。胸ワンポイントが小さすぎたり、背面ビッグが下がりすぎて“間延び”したり…よくある失敗は配置とサイズでほぼ解決できます。この記事では、オリジナルTシャツと長袖Tシャツの定番位置、推奨サイズ、体型・用途別の微調整まで、現場感のあるノウハウを一気にまとめました。
視認距離の法則:ロゴの最小高さは「見られる距離 ÷ 200」が目安。例)2m離れて読ませたい→高さ約10mm以上。
余白の法則:プリントの上下左右に最低でも指2本分の余白を確保。圧迫感が消えて“高見え”に。
重心の法則:視線は胸〜みぞおちに落ちる。ビッグプリントでも中心は胸の少し下を意識。
位置:首元中央から下へ約8〜10cm、左へ約7〜9cm(成人M〜L基準)。
サイズ:幅7〜10cm・高さ3〜5cmで“名刺感覚”。
コツ:
文字数が多いときは横長ではなく正方形寄りにまとめる。
長袖Tシャツは袖の縦線が効くため、胸ロゴをやや内側に寄せると全体が締まる。
開始位置:後ろ襟下から5〜7cm空けてスタート(詰めすぎ厳禁)。
サイズ:身幅−6〜8cmが“はみ出し事故”を防ぐ安全圏。
コツ:
正方形デザインは縦長に感じやすいため、高さを1〜2cmだけ抑えて水平感を演出。
写真は上下に余白を作るとグッと上品に。
位置:鎖骨から12〜14cm下を中心点に。
サイズ:A4相当(21×29.7cm)までが日常使いの上限。イベント映えはA3相当まで可。
コツ:
ヘビーウェイト生地は“落ち感”で長く見えるため、高さ−1〜2cmの微調整が効く。
複数要素は上下に分割し、中央に“見えない余白”を設ける。
縦文字/ライン:肩線の少し下から肘上あたりまで。幅は5〜7cmが扱いやすい。
ワッペン的ワンポイント:袖口から6〜8cm上、直径5〜6cmで視線をキャッチ。
コツ:
袖口リブの“伸びゾーン”は避けると割れにくい。
左右非対称にして片袖だけ主役にするのも今っぽい。
背中襟下(ネック下ロゴ):襟から3〜4cm下、幅6〜8cm。
裾上ロゴ:裾から4〜5cm上、幅6〜8cmで“さりげないブランド感”。
裾フラッシャー風:サイド寄りに縦型ロゴ、幅3〜4cm×高さ8〜10cmでストリートに。
身長が高い:同サイズでも中心点を1〜2cm下げると間延びを防げる。
小柄・華奢:胸ロゴは1cm小さく、背面は上寄せで重心アップ。
オーバーサイズ:身幅が広がる分、中央寄せ/少し大きめがバランス良。
レディース向け:胸ロゴを5mm内側・5mm上に寄せると上半身がすっきり見える。
イベント・物販:胸ワンポイント+背面ビッグで前後の“メリハリ”。
チームユニ/クラスT:胸にロゴ、背面に番号・スローガン。長袖Tシャツは袖に学年やネームを。
ブランド立ち上げ:胸は極小、裾や襟下に“通な位置”で世界観を統一。
ギフト:大判は好みが分かれるため、胸+袖ワンポイントの2点構成が無難。
インクジェット:写真やグラデが得意。大面積は中央寄りで波打ち回避。
シルクスクリーン:発色・耐久◎。ベタ面は身幅−8cmの“逃げ”を確保。
DTF:濃色・細線・袖に強い。袖ロゴは肘より上が割れにくい。
刺繍:胸ワンポイントの格上げ。直径5〜6cmが日常着にちょうど良い。
解像度は実寸300dpi目安(写真・細密)。
透過PNGで白フチ回避。
文字は7pt以上、細フォントは“気持ち太らせる”。
袖・裾は端から最低2cm離す。
一度プリントサイズでA4用紙に試し印刷→胸元に当てて距離感を確認。
着用者の身長・サイズを想定して中心点を見直す。
鏡越し・2m離れで可読性を確認。
ビッグは1cmだけ小さく、スモールは5mmだけ大きく――微調整が仕上がりを決める。
長袖Tシャツは袖丈との比率で“手元が重くならないか”を再確認。
Q. 胸ワンポイントが小さく見える…
A. 本体の“白場”が広いと縮んで見えます。幅+1cmアップか、裾にサブロゴでバランス調整を。
Q. 背面ビッグが下がって見える
A. 襟下からの空きが広すぎ。5〜7cmに修正し、上下の余白を均等に。
Q. 袖の縦ロゴが波打つ
A. 伸びるゾーンを避け、肘より上で幅5〜6cmに。方式はDTFや刺繍が安定。
Q. 半袖と長袖を同じ版で作りたい
A. 可能。中心点の高さだけ調整すれば、季節跨ぎで統一感が出ます。
配置・サイズ・余白の三拍子が、デザインの“見え”を決定。
胸・背・袖の黄金比を押さえれば、誰でも“プロ見え”に近づける。
オリジナルTシャツも長袖Tシャツも、チットプラスのオンラインシミュレーターで中心点と実寸を確認し、最後に1cm単位の微調整を。
思い描いたイメージを、そのまま“着られる形”へ――配置とサイズの正解が、完成度を一段引き上げます。