営業時間のご案内

「うっかりソースをこぼした」「気づいたら襟にファンデの跡が…」。お気に入りのオリジナルTシャツや長袖Tシャツほど、シミはショックが大きいですよね。ここでは“今すぐできる応急処置”から“種類別の落とし方”“プリント面の扱い方”までを、初心者でも失敗しない順番で解説。チットプラスで作った一枚を、いつでも“新品見え”に戻しましょう。
こすらない:繊維奥に押し込むと残ります。まずは上からポンポンと吸い取る。
冷水から:温水はタンパク質や油を固めることがあります。迷ったら冷水すすぎ→中性洗剤。
外から内へ:シミの“輪郭”から中心へ向かって叩き取ると拡大しません。
テストする:目立たない裏側で洗剤を試し、色落ちやプリントの変化がないか確認。
応急処置のあとで、下記の「種類別メソッド」に進みます。
服は裏返し、当て布(キッチンペーパーや白タオル)を内側に敷く。
中性洗剤を水で薄め、綿棒またはやわらか歯ブラシで**“叩き洗い”**。
プリントや刺繍がある場所は、指の腹で優しく押すだけに切り替え。
仕上げはぬるま湯で流す→陰干し。直射日光は輪ジミ・退色の原因。
油+色素が混在。
手順:
食べカスをそっと取り除く
食器用中性洗剤1:水3で薄めた液を塗布→1〜2分置く
冷水で流す→残る色には酸素系漂白剤を規定量で10〜20分
通常洗い→陰干し(日光はタンニンを定着させます)
油性汚れ。
手順:
食器用中性洗剤を直塗り→指の腹でなじませる
ぬるま湯で流す→重曹ペースト(重曹+少量の水)で軽く叩く
よくすすぐ→通常洗い
温めると固まるので必ず冷水。
手順:
冷水で押し洗い
酸素系漂白剤の低温液に5〜10分
すすぐ→中性洗剤で軽く洗い→陰干し
色素+酸。
手順:
すぐに冷水で流す
酸素系漂白剤に15〜30分
すすぎ→通常洗い
※塩をまぶす民間療法は繊維に残渣が残るので非推奨。
粒子汚れは先に乾かすと剥がれやすい。
手順:
乾燥→外で軽くはたく
柔らかブラシで払う
中性洗剤を溶かした水で叩き洗い→すすぎ
綿棒に**アルコール(消毒用)**を少量→点タッチで色を浮かせる→中性洗剤で仕上げ洗い。
※油性ペンや濃色は完全除去が難しいことがあります。無理せず専門店も選択肢。
手順:
襟や脇に固形せっけん直塗り
ぬるま湯で軽く押し洗い
酸素系漂白剤に20分→すすぎ→陰干し
コットン(綿):吸水・吸着しやすい。冷水→中性洗剤が基本。乾燥機は縮みの原因。
ポリエステル(ドライ):油が乗りやすく、高温でテカりが出やすい。低温・短時間で。
混紡(TCなど):扱いやすいが、熱当てすぎでヨレや光沢が出ることが。陰干しが安全。
こすらない/押し洗いが鉄則。
厚みのあるラバーや発泡プリントは、洗剤液を置いて“待つ”→流すの順。
乾燥時はプリント面を内向きにして接触を減らす。
アイロンは当て布+低温/プリント面は避ける。
すすぎは最低2回(洗剤残りは再汚染の元)。
脱水30秒以内→すぐ取り出して形を整える。
陰干し(直射日光は輪ジミ・退色を誘発)。
色分け洗い/裏返し/ネット使用をルーティン化。
シミ予防スプレーを襟・脇に薄く。イベント前の長袖Tシャツにも有効。
部分だけ再トライ:同じ工程を短時間で2〜3回繰り返す方が生地に優しい。
諦めずアレンジ:小さな残りはワンポイント刺繍やミニプリントで“見せデザイン”に。
同版リプリント:チットプラスはデザイン保管に対応。ボディだけ新品へ入れ替えもスムーズ。
Q. 漂白は何を使えばいい?
→ 基本は酸素系漂白剤。塩素系は生地やプリントを傷めやすいので避けましょう。
Q. 乾燥機は使える?
→ シミ処理後は完全に落ちたことを確認してから。残っていると熱で定着します。
Q. 黒いTシャツのシミも同じ?
→ 同様に冷水→中性洗剤が基本。色落ちしやすいので必ず目立たない所でテストを。
Q. 時間が経った古いシミは?
→ いきなり強く擦らず、ぬるま湯+酸素系漂白剤でつけ置き→中性洗剤の順で“分解→洗浄”。
シミ対策は**「こすらない・冷水から・外側→内側」**が合言葉。
種類別に正しい溶剤と手順を選べば、オリジナルTシャツも長袖Tシャツも見違えるほど復活。
予防は色分け・裏返し・ネット・陰干し。これだけでトラブルは激減します。
大切な一枚を、ずっと好きでいられるように。チットプラスのTシャツは、正しいケアで“推し服”に育ちます。